水売り
舞台を終えて、はや二週間。
その時踊った『宝船』の稽古から、新たな曲の稽古に移っています。
いま習っているのは『水売』という曲です。
今のように整った上水道など無い江戸時代に、実際にあった水を売る商売を舞踊にしたものだそう。台詞を言う場面もあるらしいんですね。
先日の舞台では舞台袖に下がって朗読をしていましたが、いつか舞台上で何か話すこともあったらいいなあ…。
ちなみに何かの商売を題材にした舞踊は、ざっと調べただけでも『玉兎』(団子売り)、『独楽』(独楽売り)、『玉屋』(しゃぼん玉売り)、『かつを売り』(魚売り)『粟餅』(粟餅売り)…などなど。
もしかして江戸の頃の商売人は、すべからく踊っていたのではなかろうか…品物が良くても踊りが下手だと売れなかった…とか…???