ア~レ~

今朝見たニュース。

 

いやあ、まったく驚いた。医療関係の方々に向けて、ならともかく。そんな生中継にニーズがあるのかしら。

そして、それに対する、我が日舞の師匠…いや親方のつぶやき。

 

 

 

 

 

 

…傍から見てると、わけわかんねえだろう!?(笑

 

アレはさかのぼること1月、今年の稽古始の日だ。

新年のご挨拶もそこそこに踊り始めると、なにやら親方の着物の背中からぶらぶらとしたものが出てきてて。

よくよくみると親方の着物の帯が、ひとりでにほどけているではないか。

 

「これはえらいことですなあ」

「ええ、帯がほどけた、なんて大変ですなあ」

「これ妹弟子たちが聞いたらどう思うでしょうなあ」

「次の稽古から、私達を見る目が変わるかもしれませんなあ」

「『いやいいんですよ二人の関係はわかってるんですから!』とか、ねえ」

「これはまいりましたなあ」

「あははは」

「あははは」

 

なんて話す親方と弟子でありました。

 

でもまあアレです、もし親方に対してそういう感情があったのなら、この8年の間でとっくにどうにかしてたと思うんですよ、ぶっちゃけ(笑

親方への感情を例えるならば、「尊敬」…? いや、「崇拝」…?

大阪の人が恵比寿様を「えべっさん」って呼ぶような、そんな親しみもこもっておりまする。