バスケの歴史
能代バスケミュージアムでの、「世界のコーチから学ぶ」勉強会。
今月3回、来年1月に3回の6回構成のうち3回目。「バスケットボールの歴史」について学びました。
同じバスケなのに、僕が小学校の頃のルールと、現在のルールはずいぶん違います。
マンガ『SLUM DUNK』ので描かれた試合は、当時のルールを反映した20分ハーフでしたが、現代のバスケはクォーター制が多いですね。
ユニフォームの変遷。
僕がミニバスやっていたときのユニフォームは、写真右のようにシャツはランニングのように肩が細くて、余裕があって、パンツは短かったんですよね。
写真左が現在のユニフォーム。シャツはタイトで、パンツは長め。素材も変わって軽量化されているそうです。
(ちなみに写真左の浜松・東三河フェニックスのユニフォームは、昨シーズンハピネッツにいて、現在は埼玉ブロンコスにいる石井秀生選手のものです)
しかし、多くのルールが変わっても、変わらないのは「体の触れあいは反則」という点。
バスケットボールは、冬に体育館の中で行うスポーツとして生み出されたという経緯から、けがをしやすい冬でも安全に行えるように、ということで定められたルールだそうです。
考えてみればそのルールがあるために、華麗なドリブル、相手の虚を突くようなパス、遠距離から放たれるシュートなど、バスケの特徴は形作られたのではないでしょうか。
一方で、バスケ誕生当時には「ファウルを連続で3回犯すと相手に1ゴール」とか、現代には無いルールがありました。逆にバックボードや3ポイントシュートはまだ無かったそうです。
競技として洗練されていく過程で、ルールも様々に追加・変更されてきたんですね。
変えないことと変えること、相反する2つのバランスをうまくとること、これはバスケに限らず大事なことだと思いましたね。
次回は1月16日開催で、テーマはフィル・ジャクソン。きっとまた楽しい会になるでしょう。
お時間ある方は是非能代へ!
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ねぎー菜ちゃんも待ってるよ!
お勉強
能代バスケミュージアムにて開かれた、「世界のコーチから学ぶ」勉強会に参加してきました。
今日のテーマは「ピート・キャリル」。学問においては超一流、しかしスポーツはむしろ軽視されていたらしいアメリカ・プリンストン大学においてバスケットボール部を率い、「プリンストン・オフェンス」と呼ばれる攻撃システムで大学バスケ界を席巻した名将だそうです。
最近ハピネッツの試合を観るようになって、バスケが好きな自分に気付いたは良いものの、バスケ歴は小学校のミニバスでおよそ3年、それ以来バスケとは無縁の生活で、知識が全くありません。
知識を身につけて講釈を垂れ流す気は毛頭ありませんが、せめてバスケに詳しいブースターさんとちょっとした会話を楽しんだり、あるいは初めてハピネッツの試合を観る人にちょっとしたあれこれを教えて、バスケに興味を持ってもらえたらな、と思って、勉強することにしました。
さて。
ピート・キャリルの格言の中に、「ファンは成功を賞賛するという過ちを犯している」という言葉があるそうです。
ファンというものは試合での勝利だけを持てはやして、そこに至る過程を評価しない、と。
僕も、そりゃあハピネッツが勝った時はうれしくて、負けた時は残念に思うけど。
でも、たとえば次の勝ちにつながるような負けとか、
あるいは勝利に向けてひたむきに練習する姿とか。
そういったものをもっと評価することも、大事なのかも?
偉大なコーチは、偉大なバスケットマンであり、
バスケットマンにはコーチも選手も、僕らブースターも含まれるのではないでしょうか。
偉大なコーチを学ぶことで、コーチの在り方だけではなくブースターとしての在り方も学べたような気がします。
次回は来週、17日月曜日。
雪道で行くのは大変だったけど、次も行きたいです。楽しいですよ。
結婚披露宴
妹の結婚披露宴でした。
妹に頼まれて、お色直し中に流すプロフィール紹介と、お開き後のエンドロール、2つのムービーを作りました。
…いや、作ったというより、妹に作り方を教えたというか。妹に写真を選ばせて並べさせてました。僕はちょこちょことアイデアを出したりしただけ。
でも、みんなに好評だったようで、よかった。
エンドロールのラスト。
映画なら"Fin…"とか、「完」とかになる所を、あえてこんな感じにしました。
「始」
結婚披露宴という場なので、終わりを連想させる言葉が使えないというのは、確かにありましたが。
単に縁起が悪いから言い換えるんじゃなくて、これは終わりではなく始まりなんだよ、ここから新しい夫婦の幸せが、そしてそこにつながる親戚や友達の縁が始まっていくんだよ、という想いを込めて。
幸せになってね。
この目で見ること
先週やってきた、韓国のバスケットボールチーム「原州東部プロミ」の皆さん。そしてそれを迎えるハピネッツ。
日本と韓国の間がギスギスしている時期ですが、東部プロミのヘッドコーチであるカン・ドンヒさんは「全く関係ない」と言い切り、そしてそのとおり、純粋にバスケをして、東部プロミは秋田を発ちました。
韓国からもファンがやってきていたそうです。同じく、純粋にバスケを楽しんでいました。
去年、ギリシャ・エーゲ海に旅行に行きました。
当時、ニュースでは、経済危機によって連日デモやストの騒ぎになっているアテネ市街の様子が大きく報じられ、出発前には旅行会社から「場合によっては旅行の予定を一部取りやめる」という断りがありました。
でも、いざ行ってみると、そんな様子は微塵も無く。行く予定の観光地は全て無事に行けましたし、現地の人たちも普通に暮らしていました。
そうそう、ツアーには韓国の人も参加していて、向こうから日本語で話しかけてくれたっけ。
韓国のこと、ギリシャのことを通して、思ったこと。
日本から報道などを通して見ると、その国全体が危険なように感じられてしまいますが、報道などはあくまで、ものごとの一部を切り取っているに過ぎません。
報道されない部分には、こうして穏やかな日常を過ごしたいと思う、僕のような人も必ずいます。
韓国という「国」としての動きが気に入らなくても、そこに住む「普通の人」まで嫌う必要は無いはずです。
でも、実際に韓国の人たち、ギリシャの人たちを見なければ、そうは思わなかったかも知れません。
百聞は一見に如かず。この言葉が現代まで語り継がれている意味が、よくわかりました。
今、中国が大変なことになっていて、日本の人や物が危険にさらされています。
つい「中国はすべて危険、中国人はみんな危険」と思ってしまいそうですが、そう考えるのはちょっと、待ったほうが良いと思いますよ。